矯正の基礎知識

ブログにも患者様の治療例や矯正治療に関する情報を掲載・更新しております。お時間がございましたら是非のぞいてみてくださいね。

矯正治療のメリット

「矯正治療」という言葉を聞くと、芸能人のようなキレイな歯並びを想像する方も多いでしょう。つい見た目のキレイさに目がいきがちですが、実は歯並びの問題というのは、見た目だけではないのです。歯の凸凹は磨き残しをしやすく、これを放置したままですと、知らないうちに歯周病が進行していきます。10年、20年という長期間にわたりそのような状態が続くと、将来に歯をあまり残すことができません。

また、あごの筋肉は肩の筋肉とも連動しているため、かみ合わせが悪いと肩こり、頭痛や姿勢の歪みなどを引き起こすこともあります。

矯正治療とは「見た目にキレイな歯並びを作ること」+「バランスよく噛めるようにすること」+「歯磨きがしやすい環境を整えること」。それによってお口を健康にし、食べ物を噛むことや消化する機能を高めて全身の健康に役立てることができるのです。

また長年にわたり矯正歯科治療に携わってきて感じるのは、治療を通じて患者様の内面が変わられることです。治療が進み歯並びが完成してくるにつれて、皆様表情が明るくなられ、つい話が弾み過ぎることもあります。

認定医とは?

矯正治療をしたいけど、どこで治療していいかが分からない。
「△△歯科 診療科目:口腔外科、矯正歯科」
実は、診療科目の「矯正歯科」はどの病院でもかかげることが可能です。専門の知識がなく、矯正治療をしている病院もありますが、多くは月1〜2回、矯正の診療日を設けて、矯正専門のドクターに来てもらい、矯正治療を行っていると思います。虫歯の治療など矯正以外の歯科治療を同じ病院で受けれることがメリットです。しかし、矯正治療の曜日が限られているため、ご希望の日が合わないこともあり、治療が1回分空いてしまうこともあります。ホームページなどでどの先生が矯正治療をするのか?月にどれくらい矯正治療の日数があるか?などをチェックされることをおすすめします。

「〇〇矯正歯科」と標榜されているところは、矯正専門の病院と考えてほぼ間違いないと思います。専門医であれば、その情報をホームページに載せています。
納得した矯正治療を受けるためには、信頼できる矯正専門医を選ぶことが重要です。

矯正の認定医の資格は、5年以上「日本矯正歯科学会」に属し、学会が認めた大学の附属病院や矯正歯科医療機関において5年以上にわたり相当の臨床経験を有し、矯正歯科臨床に関する論文を発表し、認定医の審査に合格した歯科医に与えられます。
つまり書類のみの提出で認定医になるわけでなく、厳しい審査をクリアした技術と実績がある歯科医師のみに与えられます。臨床の技術のみならず、論文も必要となります。まさに文武両道の世界です。現在、矯正の認定医は全国でわずか2,500人程度。矯正治療を行う歯科医全体の約1割にしか過ぎません。

認定医資格証